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投資家・真田丸の誕生秘話!第一話「まるでドラマみたいな、本当の話」後編

コハルストック代表の河端です。

コハルストックの人気講師「真田丸先生」について、生徒の皆さんにも親しみを持っていただけるよう代表河端が真田丸先生と、対談させていただきました。

 

ですが!

 

聞けば聞くほど「ドラマか映画の主人公ではないですか?」と、言いたくなる波乱万丈の真田丸先生の人生が明かされていきます。投資について、今一度自分を見つめ直すきっかけになるかもしれませんよ。
では、後編をどうぞ!

 

〜これまでのあらすじ〜
前編はこちら
一夜にして『無職の借金持ち』になってしまった真田丸先生。
職場の同僚さんが株式投資をしているのを知ったのがきっかけで、デイトレをスタートさせた真田丸先生。
中小型株が上昇基調に転じていた時代、初心者だった真田丸先生も勝つことができ、無事借金を返すことに成功!!ついに口座残高が大台に!
しかしその投資方法はとてもリスキーで・・・。

 

先の話に戻りますけど、私は独立開業に失敗して、キャリア、世間体、肩書、お金、と言ったものを30代前半にして全て失いました。
事業を畳んだ時点でお金になるものは全て売り払ったので、持っているものと言えば、冷蔵庫と洗濯機等生活に必要最低限の物と借金だけ。当時はボロアパートで慎ましく生活していましたから、見栄や変なプライドと言ったものは一掃されていました。
負債自体、それ程巨額では無かったんですが、完済するには7~8年ぐらいかかると見積もっていましたから、結婚して家庭を持つといった世間並のライフプランもほぼ諦めていたんです。
真田丸
真田丸
河端
河端
それでも屈託は無かったと仰ってましたね。
そうなんですよ。周囲の心配をよそに、当の本人は何とも清々しい気分に浸ってる。(笑)
あの時は、「こうなったら、世間体など気にせず、自分の好きな事だけをやって生きて行こう」と決めていました。
実父は大学の職員をしていて、比較的厳格な家庭環境で育ったので、この決断は当時の私には『コペルニクス転回』と言っても過言ではないくらいの一大事だったんです。自由に生きる代わりに、周囲には絶対に迷惑をかけないと誓っていたので、身内や知人に頼るつもりは全く無かったですね。
「なる様になるさ」みたいな感じでそれ程焦りもなかった様に記憶しています。
真田丸
真田丸

河端
河端
見栄や世間体の呪縛から解放された感じでしょうか?確かにみなさんそうしたものに縛られているかもしれません・・・
大なり小なり、人にはそうした面があると思います。
私の場合は、特にその度合が強かったので、尚更それを打ち捨てた時のインパクトが大きかったのでしょう。
実は当時の私が置かれた境遇=失うものが殆ど無い状態(飽くまでも内面の話)って、投資の世界ではある意味最強なんですよ。(笑)だって、いくらでもリスクが取れるじゃないですか。失うものがないんだから。勿論、個人差はあるでしょうけど。
真田丸
真田丸
河端
河端
いや、それは分かりますけど!(汗)
投資はハイリスク・ハイリターンの原則がありますから、必ずしも奏功するとは限りませんよね?
仰る通りです。
でも、考えてみて下さい。
当時の私の様な後先考えずにリスクが取れる、ある意味向こう見ずな投資家が、10年に1度と言われたバブル相場に参戦したら、どうなるか?
知識や経験は乏しく、相場の怖さも知りませんから、往々にして博打的な取引を実践しがちとなります。
博打的な取引をすれば、大抵は市場に打ちのめされて呆気なく終わる事は殆どですが、バブル相場ではそれが奏功する可能性がそこそこあるんです。
相場全体がもの凄い勢いで上昇している訳ですから。
真田丸
真田丸
河端
河端
なるほど・・・。
実際、2004~2006年当時、少ない資金を短期間で数百倍に増やした20代~30代の投資家は私の周囲にも少なからずいました。
彼らが皆、卓越した投資スキルや戦略を用いて相場を張っていたかと言われたら、必ずしもそうとは言えない面があるんです。
そもそも、短期間で1,000%、10,000%のリターンなんて、まともな取引で実現出来ると思いますか?
熟練投資家が見たら嫌悪感を持つような過剰又は無謀なリスクを取り、それがバブル相場でたまたま上手くいったという側面は少なからずあると思います。
事実、当時の相場長者達の殆どが、その後のライブドアショックリーマンショックで市場から去って行きました。
真田丸
真田丸
河端
河端
真田丸さんも相当リスクを取っていたんですか?
はい。 当初の運用資金は30万円にも満たない額で、最悪全部スッてもまたバイトして貯めれば良いくらいに考えてましたから、最初から捨て身で勝負してましたね。デイトレはほぼ全力勝負でした。
もし、私がある程度まとまった資金を持っていたらそうはいかなかったと思います。血と汗の結晶を守ろうとする心理が働いたでしょうから。
資金が少ない時期は現物フルポジでしたけど、信用取引が出来る様になってからは、ハイレバでガンガンやってましたね。
当時は今の様に無限ループ取引が出来ないので、直ぐに余力が無くなってました。
ですから、口座の資金は生活費以外は殆ど出金しなかったです。口座残高が増えれば増える程投資機会も増えるので・・・。

つまり、特に意識する訳でも無く、複利レバレッジを最大限に活用していたんですね。
繰り返しになりますが、こうした無謀とも言える取引は一発退場のリスクを伴うので、ある程度投資経験のある方であれば、先ずやりません(出来ない)
しかし、当時の私にはリスクを気にも留めずに実践出来るメンタルと環境が揃っていた訳です。
全てがお膳立てされていたと言ったのは、そういう事です。
口座残高は凄まじい勢いで増え、口座残高が1億円の大台を超えた時点で、投資を生業にしてゆこうと決めました。
ここまでが、専業投資家になった経緯ですね。投資を始めて3年ぐらいまでは概ねこの様な感じでやってました。(笑)
その後、色々勉強して少しずつ軌道修正していった感じです。

真田丸
真田丸

河端
河端
強烈な経緯でした。(笑)・・・返す返すもよくご無事で・・・
本当に運が良かったです。
ただ、ハイレバ取引も悪い事ばかりではないんです。
ハイレバだと資金が増えるに従い、含み損も2次関数的に増大するので、損切が早くなるというメリットも一応あるんですよ。
ヤバイと思ったら、躊躇している余裕などありません。凄い勢いで含み損が拡大するので「脊髄反射的に損切」できたりします。
真田丸
真田丸
河端
河端
なるほど、でも真田丸さんが、まさかそこまでリスクを取っていたとは思いませんでした。
あの頃は、本当に怖いもの知らずでした。今は流石にあそこまでのリスクは取れません。
システム(アローヘッド)も変わってるし、家族もいますから。それ以上に、もう50歳を超えてしまいましたから、反射神経がついて行きません。(笑)
実は、今回の対談で一番お伝えしたかったのは、ここまで内容に絡んだ話です。
個人的には投資を実践する上で一番重要だと思っているのですが、不思議な事に殆ど語られる事が無いんですよ。
熟練投資家の方であれば皆認識している事なんですけど・・・ある意味、投資の成否を決めると言っても過言では無いお話です。
真田丸
真田丸
河端
河端
是非、お願いします!

「コツコツ稼ぐ」スタイルをとっているコハルストックの講師陣が、こんなリスキーなスタイルからスタートさせていたとは・・・。想像していなかった生徒さんも多いのでは?
さて、次回は「投資を実践する上で一番重要」な事を伝授とのことです。見逃せない重要なお話になると思います。

 

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