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【番外編】ブタ箱の中で生まれた会社・三菱グループ ~岩崎弥太郎 伝その1~

 

一応武士だが武士ではない、史上最低のごみ溜めの中から這い上がった男 「岩崎弥太郎」

 

こんにちはコハルストック講師の河端です。

 

本日は三菱グループ創始者

 

岩崎弥太郎について少し書きたいと思います

 

三菱グループ・・・

 

財閥であり、日本を代表する企業である.

 

三菱東京UFJ、三菱商事、三菱重工を

 

御三家として、日本郵船、明治安田生命、

 

東京海上日動、旭硝子、キリン麦酒、

 

三菱造船などなど・・

 

正直言ってデカすぎる企業である。

 

日本の中核をなしている

 

普通の人間が就職しようと思ってもなかなか難しい

 

こんなところに就職できるのはエリートや・・・。

 

そんなバカでかい会社はもともとだれが作ったのか・・

 

岩崎弥太郎 である・・・。

 

岩崎弥太郎は幕末の土佐に

 

岩崎家の長男としてまれる!(現在の高知県)

 

生まれた家がクソ貧乏・・・。

 

貧乏に子だくさん、それに親父が飲んだくれ・・

 

ただそれでも、武家の「家」であるといいたいが

 

そうではない!

 

もともと土佐藩(高知)は長曾我部一族が

 

戦国時代に平定した土地である

 

ただ、関ヶ原の戦いの戦勝者である

 

山之内家が土佐に入国!

 

長曾我部閥を潰し、同士討ちをさせ、

 

敗戦者である長曾我部家を従える形となった。

 

それが土佐藩の成り立ちである。

 

山之内家臣は(上士)長曾我部家臣は

(下士・または郷士ともいう)とし

 

土佐藩には歴然たる身分差別があった!

 

上士は郷士を切り捨ててもい!

 

「郷士は武士であって武士にあらず!」

 

幕末の時代には土佐の郷士から

 

傑出した人物が生まれる

 

武市半平太、中岡慎太郎、坂本龍馬など

 

勿論、岩崎家は郷士である。しかし彼らと同列ではない。

 

郷士でも、もっと低層である!

 

家が貧乏すぎて郷士の権利である。

 

郷士株も売ってしまったのだ!

 

「地下浪人」と呼ばれ、

 

武士なんだか、浪人なんだか

 

農民なんだかよくわからない・・

 

嘲笑やあざけりの的である。

 

ただこんな劣悪な環境にありながら、

 

「何故か頭が良かった!勉学ができた!」

 

小さいうちから、秀才を発揮する

 

14才の時に殿様の前で漢詩を披露し、周囲を驚かせる

 

 

だが貧乏である! 貧乏極まりない。

 

若いころの弥太郎は食べるものがない・・。

 

あっても妹、弟に上げなくてはならない

 

家にあるものすべて売った・・。

 

弥太郎が稼いでも飲んだくれの親父が

 

酒に代える。

 

寝ていて弟、妹が「腹減った・・」

 

と寝言がなかったら

死んでんちゃううか?と

 

心配になって起きるほど

 

飢えていた・・。

 

食べ物がなかった・・。

 

そんな中千載一遇のチャンスが訪れる

 

21歳の時に藩からの命で江戸へ遊学できたのである・・

 

これから身を立ててやったるぞ! とおもいきや・・。

 

飲んだくれの親父が土佐で問題起こし泣く泣く帰国・・。

 

親父の無実を訴えるが、地下浪人であるため

 

自分も投獄される。「なんで俺が投獄されるのか・・」

 

弥太郎は才能を持ちながら、いつも邪魔が入る・・

 

世を恨み周囲を恨み、他の人間を妬み・・

 

「妬み」「嫉み」「恨み」の人物であったと思う

 

ただやはり、他の人間とは根性が違う!

 

この令和の世では考えられない

 

這い上がりを見せる

 

バイタリティーの塊である。

 

投獄されて同じ牢屋にいた奴が商人で

 

そいつから、商売、算術を習うのである

 

それから、弥太郎は商売に興味を持つ・・。

 

金の流れをつかむことが自分を助ける道だと感じた

 

なんと!!これが三菱グループ誕生の場面である!!

 

ブタ箱の中で生まれた会社なのである!!

 

案外人の出会い・企業の誕生はそんなものなのかもしれない・・・

 

出獄した弥太郎は村を追い出される・・。

 

流浪の身となり 貧乏は増すばかりである。

 

 

次回へ続く・・・。

 

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