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日経平均株価の予測は・・・あてにならない

こんにちは、コハルストック講師の河端です。
本日は株式投資において、
避けては通れない大切なことについてお話をします。
コハルストックは投資初心者のための、ブログを書いております
ので、初心者のための内容としております。

株式投資を始める時に、まず考えるのが
「どこの会社の株を買うか」を考えると思います。

間違いではありませんし、
将来性豊かな、会社業績の良い会社は株価が上昇しやすいです。

それと同等の重要さとして、指数の動きを考えなければいけません。
指数の動きというのは、大雑把に言うと日経平均株価の動きです。

日経平均株価は、日本の主要企業225社の平均株価を算出して
割り出しています。
なぜか日経新聞社が選び出した会社なのですが、
これが日本の相場を動かしているものだと思ってください。
この日経平均株価の動きが、相場の全体的な流れを作ります。
すごく良い会社でも、日経平均株価がダラ下がりしてる時に、
株を買うと大きな流れが下降してるので、
つられて下がっていくことが多いです。

逆に言うと日経平均株価が上昇していれば、
状況の悪い企業財務の悪い企業でも、一時的に株価が上
昇することがあります。
大きな川の流れだと思ってください。

金融アナリストの予想というのは「日経平均株価がどうなるのか」
別の表現では「日本の株価全体がどうなるのか」の予測を出しています。

日本の株価の予測というのは「日経平均株価の動きの予測」と
同じ意味だと思ってください。

ですので個別銘柄を買う時に、
「日経平均株価はどういう状態」を考える必要があるのです

日経平均株価の予測が、的中するとその評論家は、鼻高々になります。
もちろん予測が当たれば高い可能性で儲けることができます。
しかしそれは投資を実践的には行っていない人だと思います。

はっきり言って日経平均株価の予想を的中させることは
不可能なのです。
当たることはあっても連続的中で、ずーっとわかる人はおりません

例えば「2020年株価予想」を2019年の年末に出していた
評論家さん達は結構いらっしゃいますが、
ことごとく外れております。

それはコロナの影響です。
誰もこんなことになるとは2019年に予測が出来なかったのです


日経平均株価の将来予測をメインに投資行動をしても
安定した成績には繋がりません
それはなぜか、、
「分からないから」です。

たまたま的中させたとしても連続的中など無理です。

では我々個人投資家はどのように
日経平均株価を捉えればいいのかをお話しをします
それは「予測」ではなく「状態」を考えることです。

日経平均株価は今どのような状態なのかを
客観的に見る。
そして考えるこれが必要なのです。
コツは「日経平均株価がこのような状態になったらどうしようか」
それを準備していくことになります。

今現在の状態安定していたなら欲張らずに銘柄を買っていく
大きな下落をしたら、止ったときに、この銘柄を狙いたい
上昇していくのであればこの株を狙っていきたい。

なだらかな下落が起きたら買い行動には走らない。

など状況によって投資対応を考えることが必要なのです。

予測は当たりませんし、続きません。
日経平均株価の予測をして投資をする。
いわゆる「的中屋さんになる」と安定投資は望めなくなります。

あくまで、判断材料に日経平均株価の状況を使うことが
必要なのです。
日経平均株価の動きというのを考えて、買うタイミングを探す。
もしくは「待つ」ことが利益を大きくするコツなのです。

株式投資は銘柄選択と投資のタイミングが勝敗を開けます。

当たり前のことかもしれませんが、
とてもとても大切なことですので、
頭の中に入れといていただければと思います。