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「四季報オンライン」と「本」どちらがいいの? ~会社四季報連載2~

「四季報オンライン」と「会社四季報(本)」どちらがいいの??

 

こんにちはコハルストック代表講師の河端です。

会社四季報には本屋さんで販売している紙版の「会社四季報」とネット上の「四季報オンライン」があります。

 

まず会社四季報を使うにあたり、この紙ベースの「会社四季報(本)」と「四季報オンライン」どちらがいいの??
ということになりますが

 

ズバリ!!言います!!

 

「四季報オンライン」です!!

 

なぜなら会社四季報とは情報を伝える媒体だからです。
情報というのは大切なものは3つ
①質 ②正確性 ③鮮度
です。
株式投資の場合は③の鮮度がとても大切になります。

 

なぜ四季報オンラインの方が良いか・・・ある意味単純で、紙媒体の場合は発行されてから次巻が出るまでに、更新されない(更新されることはない)からです。

 

四季報オンラインは会社の業績修正などがあった場合は、随時情報が掲載されますし、四季報自体の予想も更新されることがあります。

 

要するに鮮度が圧倒的に四季報オンラインの方が上回っているのです。

 

それから多機能であることです。検索機能があり、業績の良い企業や、企業体質の良い会社などをピックアップできます。

他、投資に関するニュースなども幅広く載っています。

 

紙媒体の四季報を否定するわけではありません。

紙媒体の方が慣れている人、そして勉強したという実感がわきやすいと思いますし、四季報そのものを理解したい場合は紙媒体の方が、とっつきやすい感はあります。

 

しかしこれは会社四季報を投資で役立つツールと捉えるよりも、「辞書としての機能を持つ本」と考えるほうがいいと思います。

 

四季報オンラインは、会員制で月額1,000円のベーシックと月額5,000円のプレミアの二つがあります。

 

投資をするのならやはりプレミアと考えてしまうかもしれませんが、最初のうちはベーシックで十分です。

株式投資をやるのに月額1,000円の負担は必要です。しかし使っていくうちに月額1,000円でこの情報が得られると思うと割安に感じると思います。

 

株式投資初心者はオンラインに加入し、同時に1冊だけでいいので紙媒体の会社四季報を購入することをおススメします。

会社四季報を読めるようになり、二つを比べ、オンラインの方が優れていると実感できたら、もう初心者ではありません。株式トレーダーとしての第1歩だと思います。

次回の会社四季報について連載を続けたいと思います。