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介護離職の現実 

こんにちは、コハルストック講師の河端です

 

本日は介護離職について、書きたいと思います。

 

「介護離職の現実」

 

介護をするために仕事を辞めなければいけない・・・。

 

仕事を続けながら、介護はもう限界・・。

 

介護のために仕事を辞める、転職するなど、

 

これまでのキャリアを捨て、自宅で介護を余儀なくされる人は年間約10万人もいます。

 

年間10万人の人が、介護のため仕事を辞めざるを得ない状況なのです。

 

本当に多くの人が介護のため、仕事を辞める選択をしています。 
介護離職は現在では誰しもがその可能性をもつものとなっています。

 

離職をしなくとも仕事と両立で介護している人は、約350万人存在します。

 

日本ではたくさんの人が、介護の問題に直面しているのです。

 

 そして介護離職者の年代は40代から50代が多く、働き盛りの時に介護離職をする背ざる負えない状況に追いこまれているのです。

 

多くの方が介護離職の問題と向き合っていますが、
介護離職の問題は現在がピークではありません。今後はもっと重大性が高まる可能性があります。

 

2025年問題といって4人に一人が
75歳以上となり、その人たちが、5年後、10年後に要介護状態となることが予想されます。

 

当然のことながら、加齢とともに心身機能が衰えます。年月とともに、介護の必要性は増していき、

 

より生活が困難にさることが予想されます。しかも介護状態になってからも生命は続きます。亡くなるまで介護が必要な状態が続くのです。

 

日本の平均寿命は延び続けています。これ以降も平均寿命が延びを見せるのであれば、人生100年時代と言われるように、

 

100歳人口が増え、平均寿命が90歳代になることも考えられます。

 

「介護が必要となる」観点から考えると

 

2025年は始まりに過ぎないと思います。2030年、40年に向けて介護を必要とする人は

 

どんどん増えていきますし、介護の必要性はまずます高まります。
離職の問題は深刻さを深めていくことは、容易に想像できます。

 

 

それに伴う介護離職の問題はまだ始まったばかりなのかもしれません。

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